映画「ザ・ダーク」
2007-02-03


消えた娘を探す母親の物語。

父親と離れて暮らしていた母親と娘は、父親の家へと向かう。
向かう途中に道に迷い、車の中で夜を明かす事になった。
朝になると、車が止まった場所は、崖の近くで、石碑があった。
そこは、何年も前に集団自殺が行われた場所だった。
父の家に着き、家族揃って海辺に散歩する事に。
しかし、母親がちょっと目を離した隙に、
娘が消えてしまった…。

オカルトものでした。
ちょっと残酷なシーンもありましたね。
頭、痛い…。

自分の娘が可愛いからと言って、
主人公の母親の娘が
消えた原因になるような事をするのは、
どうなんでしょうか?
私は間違っていると思うのですが、
親だったら、当然の事なのかなぁ…。

沢山の羊たちが恐かったです。
結構、力もありそうだし。
集団で向かって来られたら、避けられるかな?
暗闇にいる羊たちも目が光っていて不気味でした…。
羊たちのジャンプも凄かったな。

この映画の登場人物の中で、父親が一番酷かったですね。
人が良さそうに見えて、考えが甘い。
自分の娘が大事なようなことを言っていたのに…。
そんなにコロコロ考えが変わるなんて、意思が弱いな。

父親に比べて、母親はやっぱり強いですね。
ある事が原因で娘との関係が
ちょっと変になっているのですが、
さすがは母親でした。

この映画の結末には、ちょっと納得したくないです。
こんな事があっていいんでしょうか?
一番頑張っていた人に対して…。
そして、一番頑張っていない人に対して…。
本当に、救われないなぁ。
いつも自分の思うようにならないのが、
人生なんですよねぇ…。
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