映画「フィラデルフィア」
2007-01-02


エイズに冒されているために解雇された弁護士と彼の弁護を引き受ける弁護士の物語。

ある弁護士が突然、解雇されてしまった。
彼は解雇は不法だとして事務所を訴える事に。
その裁判の弁護をある男に頼むのですが…。

まだエイズという病気がどのような病気か
世間では知られていない時の映画だったのでしょうか?
弁護を頼もうとした男は、主人公の男に会った後、病院に行きます。
そして、エイズに感染していないか不安になります。
彼は主人公と会っている間も不安な表情を見せていました。
エイズが空気感染や触った物から感染しない事を知らなかったようです。
今だったら、感染する不安を持つ事は無いですよね?
でも、今でも、きっとエイズに感染した人に対して
差別する人はいますよね。

裁判の映画とあって、
「○日後」、「○週間後」、「○ヵ月後」が多かったです。
時間が過ぎてゆくに連れて、
主人公がだんだんと弱っていく姿を
見るのは辛いですね。
トム・ハンクスは凄いですね。

主人公の家族、親戚は誰一人として、
主人公を嫌っていませんでした。
これは、とても心強いですよね。
みんな、理解のある人達ばかりで、
主人公は幸せ者ですね。

裁判の相手の女弁護士は、ちょっと○○に見えますね。
最初の印象って強いみたいで、
「fact」の連呼が○○っぽく見えてしまったんですよね。
人間、第一印象って大事ですね。

裁判のシーンでは、もう会社の汚さが出ていて、
会社側の人達が憎たらしかったですね。

最後は、当然というか自然の結果になってしまいました。
この流れは自然だったので、予想つきますよね。
今までの流れで最後が予想と違っていたら、変ですからね。

良かったです。
ただの裁判映画ではなく、
主人公と弁護を引き受けた男の
友情物語でもあるのがいいですね。
こういう映画は好きです。
[映画・DVD]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
 powered by ASAHIネット