映画「キッズ・リターン」
2006-08-14


2人の青年の物語。

悪さばかりしているまーちゃんとしんじは、
ある日カツアゲした仕返しにボクサーにやられてしまう。
その仕返しをするために、まーちゃんはボクシングジムに通う。
まーちゃんに誘われて、しんじも通い始めたのですが…。

2人で始めたボクシング。
才能があったのは、しんじでしたね。
こういうのって、なんか切ないなぁ。
やる気のある人に才能無くて、
つられてやってる人に才能があるなんて。
こういうもんなんですかね。

あと、人生には甘い罠があるというのも見えましたね。
しんじは、それに捕まってしまいましたね。
そのために、しんじの人生は変わったみたいですね。

まーちゃんは、ボクシングを辞めて別の道へ。
別の道は無かったんですかね。
ちょっと残念ですよね。

成人映画館の受付のおばちゃんがいいですね。
捨て台詞が特にいいですよね。

ラーメン屋の息子は可哀想だったなぁ。
今まで、可愛がられてたのは、
このためだったんですかね。
嫌だなぁ。
裏があるんですね。

漫才師を目指す2人は北京ゲンジでしたね。
もしかして、名前間違ってるかな?
若いですね。驚きましたよ。

喫茶店に通う男の子は健気ですよね。
好きな女の人のために、よく頑張ってますよね。
報われないのが可哀想ですね。

最後のシーンはなんかいいですね。
離れていた事が嘘のように、
すぐに親しい関係になれるのはうらやましいです。
友情ってこういうもんなんですよね。

すっごく気になっているシーンがあるのですが、
最後の方に、現在の人々が映し出されるのですが、
タクシーのフロントガラスに拳銃の跡が映し出されたのですが、
これって、どういう事なんでしょう。
何があったのか、すっごく気になりました。

初めて北野監督の映画を見ました。
見終わった一言は「切ない」です。
いろいろな人の人生を見たような気がします。
成功する人もいれば、失敗する人もいる。
当然の事なんですが、改めて、この事を実感しました。
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