映画「ターン」
2006-03-21


交通事故にあった女性の奇妙な日々の物語。

女芸術家が交通事故にあい、
何故か事故にあう前の日に戻ってしまったが、自分以外誰もいない。
そして、彼女が事故にあった時間になると、
また事故にあう前の日に戻る事に…。

まず、自分に同じような事が起こったら、どうなんだろうと考えました。
たった一人きりの世界に耐えられるかといったら、
多分、耐えられないかもしれない。
そんな世界に迷い込んでしまった女芸術家は、
いろいろとアイディアを出して、
自分一人ではない世界にしようと努力します。
その努力には心打たれました。

誰もいない世界の撮影はいったいどうやって撮ったんですかね。
本当に誰もいないし、車も通らないし。
撮影した方々の努力にも心打たれました。

ある日、一人の世界の女芸術家の家の電話が鳴ります。
女芸術家は電話を取ります。
電話の相手は、彼女の作品を買い、作品を使用したい男性でした。
どうして電話が繋がったんですかね。
これは私の考えなのですが、
もしかしたら、二人の波長が合っていたから、
電話が繋がったのではないですかね。
私がそう思ったのは、レストランでのシーンです。
違いますかね?

そのレストランのシーンは見ていて楽しかったです。
ただ、男の方は、他の人から見たら、
ちょっと変わった人になってしまいますね。

倍賞美津子が音楽の先生という所に驚きました。
どちらかというと熱血指導の先生の方が合っているような…。
あの独特な声で、どんな歌を歌うのか聴いてみたいです。

電話の男の部屋のストーブ。
なんかいいですね。置物としてもいい感じでした。

彼女がいる世界に、一人の男が現れました。
その役を演じるのは北村一輝です。
この人も変わった人を演じる人ですよね。
案の定、今回も同じでしたね。
同じなので安心するのですが、この映画では軽かったですね。
もっと、いろいろと行動してくれるのかと期待していたので、
ちょっと残念でした…。

ファンタジー映画でしたね。
もっといろいろと起こるかなと思っていたのですが、
女芸術家の他に人は、一人の男以外いませんからね。
何も起こるはずないですよね。
[映画・DVD]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット