映画・DVD「NYPD15分署」
2008-07-11


ベテラン中国人刑事と若手白人刑事の物語。

チャイナタウンを守る中国人刑事達の班に若手白人刑事が入る。
最初は、若手刑事を邪険にしていたベテラン刑事だったが、
お互いに相棒としての行動をする事により次第に2人の仲は…。
チャイナタウンの悪さをする男はベテラン刑事と通じていたが、
若手刑事にも目を付け、ある情報を流し、利用としていた…。

熱い映画ですね。最初はベテラン刑事が嫌がっていたのですが、
いろいろとあって、若手刑事を見直す事になるんですよね。
その出来事が起こったのは、カーチェイスでした。
このカーチェイスがものすっごく酷い。
逃げてる奴らが無関係な人々まで殺してしまうんです。
何で、こんな酷い事が出来るんだろうって思いました。
このカーチェイスの最後のシーンがもうハラハラしました…。
もし自分が同じ状況だったら…と思うと、すっごい恐いですね。
こんな事の後だから、
ベテラン刑事が若手刑事を見直すのも納得です。
誰でもこうなるだろうなぁ。

ベテラン刑事は、チャイナタウンで悪さしてる男と
関わっていましたが、その男が若手刑事に近付こうとしたら、
若手刑事に近付くなと言ってましたね。
これは、若手刑事に同じ過ちをしてもらいたくないから、
こういう事を言ったんでしょうね。全くの悪では無いんです。
ある人の事を助けようとしたりするしね。

若手刑事には、父親の問題があり。もし自分だったら参るね。
どうして、父親がこんな風になってしまったんだろう?
父親も警察だったようなんですが…。何かあったのかなぁ?

若手刑事がある男を逮捕した事によって、FBIが乗り込み、
そして、情報を漏らしてる警察関係者を捕まえると。
これによって、ベテラン刑事の身に危険が迫ります。
しかし、ちょっと違った方向に。でも、これも正しい方向か。
この事で、いろいろとあって、ハラハラしました。

悪さをする奴ら達にもいろいろと考えがあって、
どうなってしまうのかも見物でした。

チャイナタウンで悪さする男の字幕が面白かったです。
よく漫画に出てくる中国人のように、
「〜あるよ」とか「〜ね」という語尾が使われていました。

いよいよ大きな取引現場を抑えようとする2人。
しかし、その前にある事実が明らかになり、2人は…。
この事実は、かなりショックかもしれませんね。
裏切られたって思うかもしれないです。
そんな2人に待っていた結末は…。
これは定番と言ったら、定番かも。
予想していた事のひとつでしたね。
でも、これが自然の流れなのかなぁ…。

ラストシーンは、すっごい事になってますね。
こんなに…?って思いましたね。
やっぱり全くの悪では無かったんですね。
そうじゃないと、ここまでにはならないですよね?

悪さをしてる奴らを捕まえようとする映画なんですが、
この映画は、やっぱり2人の熱い友情映画ですよね。
他人を信じるのって、そう簡単にはいかないかもしれませんが、
やっぱり信じないと駄目だよなぁって思い知らされました…。
この映画、見て良かったです。
[映画・DVD]

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