映画「陽はまた昇る」
2007-01-25


VHSの開発を導いた男の物語。

開発室の室長の男が辞令で、横浜のビデオ事業部長になった。
いわゆる左遷であった…。
しばらくして、
会社は各部門の人員を20%削減すると決定した。
事業部長は、これに対して、
家庭用ビデオの開発に取り組もうとするのですが…。

久し振りに泣きました。
この映画を見ている間は、鳥肌立ってばかりいました。

主人公の事業部長が本当にいい人です。
本当に、こんな人がいたんですね。
彼は、いい家族、いい人達に恵まれてます。
開発の仕事だけとは限りませんが、
どんな事をするにも、やっぱり人なんですね。
事業部長が何回も「皆で」と言う言葉を発してました。
あー、凄い。
事業部長さん、凄い人です。
こんな人と一緒に仕事が出来たら、どんなに幸せなんだろう。
事業部長さんが泣かせる事を言うんですよね。
VHSが出来た時の皆の前での言葉。
この技術を他のメーカーさんにも教えて、
世界中の家庭に、このVHSを置いてもらう。
普通の人だったら、こんな考えは生まれずに、
自分だけのものにしますよね。
他の人とは、さすがに違う。

皆が頑張る姿にも感動しましたが、
一番、感動したのは、やっぱり最後ですね。
実際に、これはしたんですよね、きっと。
このような素晴らしい事業部長さんがいるなら、
皆、やりますよね。
ここで、泣いてしまいました…。

同郷の西田敏行さんの演技が素晴らしかったです。
同じ福島県出身として誇りに思います。

人の力って、凄い。
この映画で、やれば出来るんだと勇気をもらいました。
この映画は、いろいろな人にお勧めしたいです。
私は、たぶん、何回見ても感動します。
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