映画「フライトプラン」
2006-07-22


一緒に飛行機に乗っていなくなってしまった娘を探す母親の物語。

夫が亡くなり、夫の棺と一緒に、
娘と実家に帰ろうと飛行機に乗った母親。
少し眠り、起きて見ると娘が席にいなかった。
機内を探すが、どこにも娘の姿が見当たらない。
娘は、どこに行ったのか…。

途中まで見て、まさか「フォ○ットン」じゃないだろうなぁと疑いました。
結末は違っていましたので、安心しましたが、
こんな事が出来るんでしょうかね?
これは出来過ぎのような気がするんですがね。

記憶が間違っているかもしれせんが、
この映画の公開で、
航空会社からクレーム出てませんでしたっけ?
この映画を見終えて、どうしてクレームが出たのか、分かりました。
ようするに、客室乗務員が○○○に無関心だったと、
とられてしまうからなんですよね。
私は、この映画では、そう見えましたよ。
映画の中だと言っても、
やっぱりイメージダウンになっちゃうかもしれないですよね。
でも、この映画では、この事が無いと成立しないんですよね。

主人公の母親は凄いですね。
娘がいなくなったのは、物凄く大変な事だって事は分かるのですが、
ちょっとやり過ぎでは…。
間違ったら、他の人も危険な目にあいそうでした。
あっ!でも、酸素マスクが一斉に降りてきたシーンは、
場違いなのですが、ちょっと可笑しかったです。

貨物室での彼女の行動もちょっと…。
娘がいるかもしれないからってねぇ。
壊しちゃいけませんがな。
どうするんでしょう。
弁償するのかな?
それとも娘がいなくなったので、で済むのかな?
そんな訳ないですよね。

この映画には、いくつか謎がありますよね。
1.夫はなんで亡くなったのか?
2.娘はなぜ機内でいなくなったのか?
3.どうして誰も知らないと言い、搭乗記録に載っていないのか?
この3つの謎はちゃんと最後には分かります。
ある部分では、なるほどね、頭いいなと思い、
ある部分では、ちょっと無理があるんじゃないかなぁと思いました。

結末は、うーん…。
今の飛行機というのは凄いんですね。
やっぱり、いろいろあったから、こうなっているんですかね。

母親がちょっと騒ぎ過ぎて、
他のお客さんに迷惑掛けているところが気になりましたが、
それなりに楽しめました。
ジョディ・フォスターは母と娘の映画が多いように見えますが、
この設定が好きなんでしょうか?
次回作も、やっぱり母と娘なんでしょうね。
空(フライトプラン)、地(パニック・ルーム)と来ましたから、
次は海かな?それともまさか山!?
[映画・DVD]

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