映画「イギリスから来た男」
2006-03-16


殺された?娘の父親が復讐する物語。

娘が亡くなった事をある男からの手紙で知った父親は、
娘が事故死ではなく、誰かに殺されたと思い、復讐を決意し、
亡くなった時に娘と付き合っていた男を狙うのですが…。

主人公の父親は顔からして頑固親父という感じです。
余計な事は話さない。無駄な事をしないという本当の大人ですね。
ただ、娘が亡くなったのは事故ではなく、
誰かに殺されたと思ったんですよね。
父親なら当然ですよね。こう思うのは。

父親はあやしい場所に乗り込むます。
そこでの父親の行動は凄いの一言です。
実際に、行動場面は映像として映し出されてはいないのですが、
多分、無表情でやったのかなと音だけで想像してしまいました。
ちょっと恐いですね。

父親は、娘と付き合っていた男の家に。
そこでは何故か運良くパーティーが。
しかも真正面から入ってしまう。
入れてしまった男の家の警備の甘さにも驚きました。
誰でも入れそうです。
招待状の確認とか無さそうですし。
どうなってるんだ?

とうとう父親が男に接近。そして、バーン。男を撃った。
でも、これは父親の頭の中の想像でした。
またまた父親が男に接近。そして、バーン。男を撃った。
でも、これまた父親の頭の中の想像。
えっ?2回もやるの凄いなぁと思いました。
そしたら、今度こそ、父親が男に接近。そして、バーン。
今度はちょっと過激だ。これは想像ではないだろうと思ったら…。
いい加減にしなさい!と突っ込みを入れたくなります。
上記の回数と違っているかもしれませんが、
何回も父親の想像の中で男が撃たれました。
これは、2回までで止めといたほ方がいいんじゃないかと…。

男の家から逃げようとすると追っ手が。
追っ手が車から降りているところをある武器?で
父親はやっつけようとします。
この行動、凄いです。
追っ手をペシャンコにするつもりだったんですかね。

それにしても、この父親は、平気で、
「ムカついたから、殺した」と言いそうで恐いです。

父親を殺すために雇われた兄ちゃん。
期待はずれでした。
なんかやってくれると思っていたのですが、
時間切れだったんですかね。
残念…。

最後の銃撃戦は、あまり迫力なかったです。
もっと迫力あればいいのに。金持ちなんだから。
なんか落ち着いてますね。

最後の海岸のシーンもちょっとなぁ…。
真相が分かったので、スッキリしたのですが、
この真相もまた何とも言えないですね。
救われないですね。

この映画の音楽はピアノの曲が多く、
当然の事ですが、暗い印象でした。
復讐の物語なんですから、しょうがないですよね。
聞いていて、寂しい気持ちになりました。

いやぁ、なんだか、
私には分からない映画でもありました。
時間が行ったり、来たりするんですよ。
私、混乱しました。
あと、話す声は出ているのに、
何故か映像の人の口が動いていないという、
変なところも何箇所もありました。
なんで、こんな風にしたのかが気になりましたね。
変わった映画でしたねぇ…。
私は、何も小細工していない方が好きですね。
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