映画「トレインスポッティング」
2006-01-28


クスリ中毒の男の物語。

主人公の男はクスリ中毒であるが、クスリを止めようとしますが、
なかなか止められないようです。
一度、はまったら、抜けられないんですかね。嫌ですね…。

主人公の男の友達も変わった人達ばかりです。
ケンカ中毒者、ちょっとドジな人、自家製ポルノを撮る人。
ケンカ中毒者は、すぐ切れて恐いですね。
自分からケンカを売るような事をしています。
ケンカを楽しんでいるのでしょうか…。
ちょっとドジな人は恋人の家に泊まり、
目覚めたら凄い事になっていました。
食卓のシーンが何とも言えないですねぇ。これはこれは…。
自家製ポルノを撮っている人は、それ以外は一番まともでした。
自家製ポルノのビデオが無くなってからは、可哀想でしたね…。

主人公の友人ではないのですが、
クスリを一緒にやっている女性も最後には可哀想でしたね。
気が付かなかったんですかね?
それだけクスリの力は凄いという事なのでしょうか…。

この映画は映像が面白いですね。
最初の「ある場所」で、
主人公の男がクスリによって、
現実の世界から別世界に行ってしまう映像は、驚きました。
スーッと主人公の男が別世界に行ってしまいます。
「何これ?現実の世界でこんな事が起こってるの?」と思いましたが、
後に別世界だと認識できましたが、本当にビックリしました。
「ある場所」は本当にすっごいところですね。
私は、この「ある場所」に行ったら、吐きそうですね。
こんな場所あるんですかね。
あと、禁断症状の時の映像も面白かったですね。
いろいろと出てきますよね。
やっぱり天井は恐いですね。夢に出てきそうです。

公園でのいたずらはちょっと笑ってしましました。
でも、酷いですよね。どこかの団体に訴えられそうですね。
でも、面白かったです。

主人公の男は親の力?によって更生したみたいでしたが、
個性的な友人達によって、連れ戻されてしまいますね。
この辺りから、見ていて、嫌でした。
主人公の男には戻って欲しくなかったですが、
それでは話になりませんよね…。
それもあってか、後半はハラハラしました。
上手く事が行くのか、行かないのかとか。
ケンカ中毒者が主人公の男の家に居座るのはちょっと嫌でしたね。
あの態度では…。
「縁切らないと自分が駄目になるよ」って何回も思いましたね。

主人公の男は最後に「これを最後」と言うのですが、
果たして、これで本当に終るんですかね?
しかも似たような台詞を何回も聞きましたよね?
悪い味を覚えると、なかなか止められないんですかね。
恐いですね、人間の欲は。

ちょっと良かったのは、ちょっとドジな人が救われた事ですかね。
この人には、他の二人と同じになって欲しくなかったので、
少し嬉しかったです。

悪の世界を覗き見したようで面白かったです。
自分では多分出来ないような事が起こるので、
恐い部分もあり、楽しい部分もありました。
この世界に入らないように気を付けたいです。
[映画・DVD]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット