映画「真実の瞬間」
2005-11-27


人気監督が
共産党員と疑われたことで起こる物語。

”赤狩り”が行われていた時代、
人気監督が
共産党員ではないかと疑われます。
その後、監督の生活は悪くなり、
召喚で証言すれば、
元の生活に戻れるというのですが…。

さすがは人気の監督だと思いました。
監督のように考えを持っていないと、
いい映画は出来ませんよね。

監督は、
元妻、知人から、
「映画が全てで他に見向きもしない」
ような事を言われます。
今まで頑張ってきた自分を
否定されたようで、
監督は落ち込みます。
その姿を見て、
自分はどうかな、大丈夫かなと…。

最後のシーンは迫力ありました。
監督に質問する委員が
監督に向かって、
「党に入って、頭がおかしくなったのでは」
というような台詞を聞いた時は、
「それはお前だよ!」
と言ってしまいました。
疑う事しか出来ないのは悲しいですね。
委員達の乱れっぷりは…。

正直に言いまして、
”赤狩り”という事があった事を
知りませんでした。
この映画で知りました。
勉強になりました。
本当に良くない時代ですね。

最後の文章では、
鳥肌が立ってしまいました…。

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